中国大使館前にものすごい数の警察官が集結

ゴルフスクールに行こうとしたら、外苑西通りの中国大使館に近いあたりにものすごい数の警察車両と警察官が終結していた。
さほど緊張感はなかったが、皆銃を携帯していて、なかなかの威圧感。


いつも車を駐めている無料のスポットが全て警察車両に占拠されていたので、無駄に駐車場代がかかってしまった。。


何だろうと思ったら、尖閣諸島関連のデモをやってたのね。
http://news.livedoor.com/article/detail/5048647/

ニュースに出てないな、と思ったら、ここ↓が主催だった。
http://blog.canpan.info/kobuna/archive/933
ま、それだとニュースにはなりにくいか。


とはいえ、もっとデモとか起こってもおかしくない事件だと思うけどなあ。


何か最近の日本を見ていると、倒産寸前の企業にコンサルに入った時の違和感に似た感じを覚える。
「事実上倒産していて、社員もうすうすそれに気が付いているけど、日々は平穏に過ごせてるので、何となく危機感を感じず、ずるずる来ている」
感じ。


そうしているうちにどうにもならなくなり、企業の場合は法的再生か、破産、身売りみたいな状況になる。


日本の場合、PLもBSもどうしようもない状態なので、再生コンサルの立場で日本という企業を判断した場合、考えるまでもなく、「有望なものを売却した後に破産させる」だ。


しかし、国の場合の処理はそうもいかんだろうから、今ひとつ分からんなあ。
企業再生手法を適用した場合の思考実験をすると・・

  • 法的再生的に、無理やり国債の債務放棄を宣言 ⇒ 銀行がばたばた倒産 ⇒ 関連企業もばたばた倒産 ⇒ その代わり、きれいなBSの日本となる
  • 税収は企業の倒産等により、さらに大幅下落になるので、PLはさらに悪化 ⇒ コスト増の主要因である、医療費、年金を老人をある程度見捨てる覚悟で大幅に縮小して支出を減らす ⇒ さらに、消費税等を大幅に上げて税収を増やす ⇒ その辺までやって何とか収支均衡になるかどうか・・


う〜む。
企業大倒産で大混乱になり、日本の最後の誇りともいえる治安すら悪化し、さらにカネのない老人がさくっと見捨てられた後になんとか普通の会社になれる感じだなあ。
大変な大手術だが、いつか誰かがやらないとならんのは目に見えている。


これはものすごい外圧がないとどうにもならんな。
ま、それで普通の会社になった後の日本であれば住む価値はあるかもしれない。
大混乱の中に身を置くのはすごいリスクだが、富の大移動が起きるのはそういう大混乱の時期なので、そこで新秩序を作る一群に割り込むことができるのであれば、それはそれで大チャンスなのかもしれない。


難しい判断だが、脱出シナリオと、新秩序の中枢に食い込むシナリオと両方に対応できるようにしておくのが大事なんだろうな。