久々に景気指標分析

久々に景気指標分析。
せっかく時間あるんだからこういうのもやらんとね。


1)GDP全般(民需+公共+貿易収支)
・名目GDPは1-3月の476兆から4-6月は475兆円に微減
・一方、実質GDPは1-3月の519兆円から521兆円に微増
・ということは、さらにデフレが進んでいると。
・以下の個別からすると、民需横ばい、公共投資増加、貿易収支マイナスで、結果的に横ばいという感じか


2)GDP個別民需
・消費支出は2月以降は2-4%前年比プラス
・機械受注は波があるが、直近の7月で▲10%となっているのが気になる


3)公共工事
・11年8月からずっと前年比プラスなのは復興需要か
・12年5-7月で前年比14-17%のプラスにジャンプしているのが気になる。復興の予算消化が急速に進みだしたということか?再びバラマキが加速しているということか?


4)貿易収支
・輸出は今年も減る傾向
・輸入は年々すごい勢いで上がっているが、これは原発停止による化石燃料によるものか?


5)雇用環境
・現金給与総額は微減だが、完全失業率および有効求人倍率は年々改善されているので、雇用環境としては改善しつつある


A)米国
GDPの伸びは2011年10-12月の前年比4.1%から、4-6月には1.7%に低下
・失業率も4月に8.1%まで低下したものの、7月には8.3%に増加。非農業部門は増加が続いているが、4月から増加数が低下しているのが原因?
・貿易収支は年々悪化