関西出身者はトップローファームに入らないのか?

企業再生には法的イシューがつきもの。
弁護士を同席して相手方と対峙することも多い。


で、相手方の弁護士チームにどこかで見た顔があるなあ、と思っていたら、中高時代に知り合いの知り合いだった奴だった。
ちょっと調べてみると、
 灘高⇒東大⇒司法試験合格⇒某一流法律事務所⇒フランス、米国留学⇒帰国
という経歴だった。


・・・ううむ。絵に描いたようなエリート街道だ。憎い。
さすがに頭は切れて、主張ももっともだ。
まあ、あんまりごねるタイプではなさそうなので、交渉はしんどくなさそうだ。


それで最近思うのだが、東京の大学を出て弁護士になった人達はこの手のミーティングによく出てくるトップローファームに入る人が多い。
しかし、関西の大学出身者はほとんど見かけない。


うちの大学出身者も今のところ見たことがない。



まあ、ビッグファームに入ることだけが成功ではないので別に良いのだが、関西の大学出身者としてはやや寂しい。
大学時代の人脈みたいなものも活かせないし。
(大学にはほとんど通ってないので、そもそも大した人脈はないのだが。。)

ちなみになぜかコンサルタントでは関西の大学出身者を結構見かける。
うちのファームも同じ大学でなぜか1/4くらいいたりする。


関西の大学出身で弁護士になる人々は地元志向が強いのかしら。
企業法務の仕事をするなら東京にしか仕事はないと思うのだが。。