キャバ嬢がなりたい職業上位になってるらしいが。。

最近、テレビにキャバ嬢がスター的な扱いで取り上げられていることが多くて、非常に違和感を感じている。
この前はついに、NHKにまでキャバ嬢が出ていて非常に驚いた。
最近は、なりたい職業の上位に「キャバ嬢」が上がるようになってしまっているらしい。


まあ、理屈で考えるなら分からなくはない。

・キャバ嬢は高収入である
・風俗と違って、セックス等をするわけではない
・きれいなドレスを着て、かわいい髪形やネイルができる
・お金持ちと知り合える

など、メリットいっぱいに見えるのだろう。


反面、一般企業で働くことの魅力が薄れている
・会社で働いても稼ぎは少ない
・労働時間は長くてしんどい
・さえない親父からセクハラを受けるかも


・・・となれば、理屈で考えると、「なぜキャバ嬢になっちゃいけないのか?」ってことになりかねない。


もちろん、理屈で反論することも可能ではある。
・基本的にキャバクラの運営母体は裏社会とつながっていることが多く、深入りするとロクなことにならない(「疲れがなくなる」とか言われて麻薬を渡される⇒麻薬を買うためにより深入りして働く⇒ヤク中になって使い物にならなくなる⇒風俗に落とされる。。とかのリスクが格段に高まる)
・いわゆる「良いとこの人」とは結婚できなくなる(たとえ、既にキャバクラを辞めていたとしても、元キャバ嬢だった子と結婚するのは相当勇気がいる。普通は親からも猛烈に反対されるだろう)
・仮に、うまく過去を隠して普通の生活に戻ったとしても、昔のことを知る同僚、元客からのゆすりリスクがある


・・・とはいえ、これらの反論にも、いくらでも理屈で反論は可能だ。
(「ちゃんとした店を選べば大丈夫」とか、「元キャバ嬢の国会議員もいる」とか)



で、ポイントは何かというと、この手の倫理観的な問題は、
「そんなもんあかんに決まってるやろう!アホが!」
と理屈抜きで一喝せねばならんということだ。


これは、「なぜ人を殺してはいけないのか?」というような質問にも通ずる。
要は、倫理観に関わる問題だと、理屈で論破することは難しいのだ。
結局のところ、倫理観というのは人それぞれなので。


とはいえ、自分に近い人に関しては、まともな倫理観をもってほしい。
そうした場合には、信念を持って一喝するしかない。


ということで、僕は身近にキャバ嬢になりたい、と言い出した娘さんが出てきたら、勇気をもって一喝するだろう。
「そんなもんあかんに決まってるやろう!アホが!」