錦織圭効果⇒スポーツビジネスについて少し考えてみる

スポーツセンターに行こうとしていたら、普段は人や車がほとんどいない道が妙に混んでいた。
おまけに駐車場も満車になっていた。


何だろうと思っていたら、どうやら錦織圭が来ていたらしい。
確かに彼は旬だよなあ。


ちなみに観衆は1万人弱だったそうだ。
テニスにするとすごい数ではあるが、それにしても10年に1人レベルのスターが来てこの程度だ。
毎日数万人の観客を集めるプロ野球っていうのは、いくら人気が落ちたといってもすごいよなあ。



ちなみに、野球選手とサッカー選手の年俸を比較すると日本では野球の方が高いが、これは当然といえば当然な気がする。


話を単純化して、収入を入場料収入で考えると

収入=入場券単価×1試合あたり観客数×試合数

となる。


この点、年間130試合やる野球と、せいぜい40試合程度のサッカーでは、単純に収入に3倍差があっても当然と言えば当然だ。


そう考えると、週2回程度の試合数で巨額の年俸を払っている欧州サッカー何かは相当放映権料が法外な金額でないと割に合わないことになる。(あとはオイルマネーとかで採算度外視とか)
絶対何かがいびつな構造になっているはずなので、どこかで崩壊するんだろうなあ。


さらに、アメフトなんかはどうなってるのか興味があるなあ。
あれはさらに試合が少なくて、週1試合くらいしかないはずだ。
これもよほど放映権料が高い、すなわち、異常に視聴率が高いってことじゃないと説明がつかない。
もしくは、スタープレイヤー以外はものすごく給料が安いとか。


ってことで、単純にビジネスが成立しやすいスポーツってのを考えるのなら、
・試合数が多い
・1試合あたり観客数が多い
というのが一つのポイントだ。

その意味では、野球ってのは良くできてるよなあ。
ピッチャー以外は毎日試合をできるから試合数は稼げるし、フィールドが広いから、観客席も多く取れる。
他にそういうのはないかしら。