コンサル後の職

久々に、コンサル会社時代の同僚と飲んできた。

といっても、そのコンサル会社に残っているのはそのうち1名だけで、彼もMBA留学中なので、今は誰もいないことになる。
・・ま、コンサル会社ってのはそういうとこだよな。


行き先は皆それぞれのカラーが出ていて面白い。
ベンチャーキャピタル
・中国系PEファンド
・フランス系PEファンド⇒日系プリンシパルインベストメント
・急成長日系企業
MBA
・再生系コンサルファーム


やっぱりファンド系が多いが、これはまあ一番ありがちなルートかもしれない。
コンサル会社の中でも特に勤務時間が長いファームだったので、数年もすると疲れきってしまう。
で、コンサルスキルを活かしつつ、サラリーも上がって、かつコンサルほど忙しくない会社、となるとPEファンドになるのだ。


ただ、中国系ってのは珍しいなあ。
彼女はずっと中国が好きで仕方ない人だったので、夢を叶えたってことで素晴らしいことです。
しかし、僕の友達で中国に留学した連中は皆、中国が嫌いになって帰ってくる。
中国が好きで仕方ないってのは今のところ彼女しか知らない。
ま、良くも悪くもクセが強い国&国民性なんだろうな。


急成長系日系企業というのも、良い選択肢だよなあ。
コンサルで何年か生き残ると、外資系企業や、日系企業でも新しい企業文化の会社では、若くしてマネージャーから経営層の職につくチャンスがある。
まあ、サラリーは下がるし、伸びもあまり見込めないが、仕事は格段に楽になる。
ワークライフバランスを考えるなら、こういうのも有りだろう。
実業でしか経験できないこともあるし、経営陣として事業に関わる経験はできるだけ若いうちからしておいた方が目線が高くなるので、お勧めだ。
僕も、小さいベンチャーながら、役員を務めた経験は大きな財産となっている。
彼もなかなか面白いポジションについているので、是非、偉くなってほしいものだ。


MBAってのも何だかんだでうらやましい。
やはり中途半端な英語力で止まっている僕としては、英語漬の1〜2年間ってのは本当にうらやましい。
とはいえ、今更MBAで学ぶことってのもあまりなさそうだから、仕事で海外ジョブに積極的に手を挙げるってのがベストな選択肢だろうな。
そうすると、まずは国内ジョブでバリューを出して、実績をある程度示してからの方が良さそうだな。
海外ジョブだと語学の問題でパフォーマンスは絶対下がるからなあ。。


・・ま、それぞれの選択を見ると、やはりその人のカラーが出てて面白い。
僕は僕で、企業再生コンサルタントという仕事は非常に楽しんでいる。
また数年後に皆がどういう仕事をしているかが非常に楽しみだ。
皆、それぞれにすごいポジションに進んでいくんだろうな。
僕も頑張ろう。