銀座のクラブのプロの接客

最近お付き合いで銀座のクラブに行ったりする。


で、そこで上司がひいきにしているお姐さんがなかなかすごい。


クラブで何の話をしていたかを覚えている、というのはまあ良くある話だが、このお姐さんは、
・他の子がどの客に何を話したかを覚えている
・かつ、後でどんなフォローメール/電話をして、その結果どうなったかを把握している
・しかも、次回に店に行った時に、それらを反映した接客をする
という感じなのだ。


・・いやあ、プロですな。
飲み屋商売はサイエンスだ、という話を聞いたことがあるが、本当にそうかもな。

保有している顧客リストの量 × 来店頻度 × 単価 =売上
として、それぞれをどうやって向上させていくかがカギだが、こういう接客をしていると全ての項目が上がりそうだ。


・顧客リスト⇒ 「おもしろいお姐さんがいる」ってことで紹介が増える
・来店頻度⇒  チーム体制による適切なフォローで来店頻度が上がる
・単価⇒    長く話したくなるので、単価もあがる。たくさん人を連れてくると、さらに単価があがる


で、これはどうやって実現しているんだろうなあ、と。

「膨大にノートをつけていて、それを客から電話が入って、店に来るまでの間に読み返しているじゃないか?」と同僚が言っていたが、それだと、他の子の情報(どんなフォローメールをしているか、とか)が漏れそうな気がする。
個人で情報管理をする部分と、店として管理する部分がありそうだ。
顧客管理システムのようなものも当然あるだろうし、細かな情報共有という意味では、開店前のミーティングなんかにノウハウがあるのかもしれない。
(お得意様だから、ということで急にフルーツ盛りなんかが出てきたりするし)


今度行く時はその辺を聞いてみよう。
場の雰囲気を壊すとよくないので、タイミングがちょい難しいですが。


注:前にも書きましたが、酒も飲めない上、僕は飲み屋のお姐さんを口説く趣味は一切ないので、急に銀座のお姐さんに入れあげていたりするわけでは一切ありません。
あくまでお付き合いなので、仕方なく。。
(ま、嫌いではないですが。)