”正しい”エリートの集団

今回の研修は新入社員研修だったのだが、新入社員といっても皆中途なので、同じようなポジションの連中から、各拠点の偉いさんクラスまでが一緒だった。
半分アメリカ、3分の1がドイツ、残りが日本って感じで、改めて外資系に来た気がした。


で、予想はしていたが、経歴が皆すごい。


マッキンゼーのパートナーをしていた」とか、「BCGでコンサルをしたあと、某社のラインマネージャーをしていた」とか。
一番若そうな新人も、「MBAを取ってクレディスイスで働いていた」とのこと。


ドイツ人もイラン人も米国のローカル話で盛り上がっているので不思議に思っていたら、だいたいの人が米国のMBAを取っているそうだ。
なるほどね。


で、経歴もさることながら、彼らは一見して育ちが違うオーラが出ているのが印象的だった。
アメリカ人もドイツ人も、「小さいころから良い家で良い教育を受け、その上で成果もちゃんと出してきた、“正しい”エリート」というオーラが出ている。
なので、皆人間的にも“良い人”だ。


ここには、「何かのコンプレックスだか逆境だかをはねのけてここまで登りつめました!」みたいな人は多分いないんだろうな。


で、ちなみに当然のようにコンサルタントは皆白人。(アジア人除く)
たまに黒人系がいると思ったら、必ずバックオフィス人員。
この辺はなかなか変わらんもんなのだろうなあ。


かなり雑草的なキャリアになっている僕としては、仕事の成果で対抗するしかなさそうだ。
しっかりやらねば。