キャラメルボックスの芝居を観てきました

先日、キャラメルボックスの芝居を観てきた。
「カレッジ・オブ・ザ・ウインド」
というやつで、筋はこんな感じ。

「8月、大学生の高梨ほしみは、家族6人でキャンプに出かける。それは、年に一度の家族の行事。ところが、キャンプ場に向かう途中で事故が起こり、家族全員を失ってしまう。ほしみだけは軽傷で済んだが、直ちに病院へ運ばれる。すると、亡くなったはずの家族もついてくる。その姿は、ほしみにしか見えない。なぜなら、彼らは幽霊だから。バラバラだった家族が、ほしみを見守ることで一つになる。しかし、いつかは別れなければならない。ほしみが家族と過ごす、最後の夏……。」



で、今回の主演は外部から呼んでいる、”高部あい”という女優さんだった。
「テレビでたまに見かけるアイドル女優」という印象だったので、観るまではふーん、という感じだったのだが、舞台で生で見るとやっぱり目立つ。


テレビで見ていると、「まあそこそこかわいい」という程度なのだが、生で見ると一人だけ全然別格で美人だ。
(まあ、かわいい系の女優さんだから、”別格でかわいい”という表現が正しいか)


舞台女優さんというのは、演技はうまいが、舞台に乗ってない時は普通の人に見える。
例えば、キャラメルボックスでいつも主演を張っている女優さんを街で見たとしても、多分周囲に溶け込んでしまうと思う。
(ファンの方には失礼。美人だとは思うし、女優としても上手いと思っています)


しかし、ミスコンとかで数万人の中から選ばれたり、街でスカウトされたり、という人はやはり目立つ。
「この子が街を歩いていたら、そりゃあ目立つわなあ」
って感じなのだ。

顔とかスタイルとかも普通の人とは違うが、やはりオーラとしか言いようがないものがある。


芸能人をなめたらいかんですなあ。
やっぱり一目で普通の人とは違う。


だからってアイドルファンになるわけではないが、やはり偉大な才能には敬意を払わねば。
ちなみに、演技も結構上手かったです。意外と声も通ってたし。
あと、キャラメルボックスだけあって、芝居自体も手堅く面白かった。


たまには生の芸術に触れてエネルギーをもらうのも良いものです。
演劇はそういう意味では一番エネルギーが伝わってくるので、かなり好きです。