人への興味

先日、まだ2〜3回しか会っていない友人に、
「人間関係を作るのが下手だが、どうしたらよいだろうか」
という相談をしていたら、

「それはそうだと思う。だって、あなたは人への興味がないでしょう!」
とズバリ言い当てられてしまった。


まあ、うすうす自分でもそうだとは思っていたのだが、数回しか会っていないのに見破るとはさすがだ。


で、さらに
「で、それを変えたいの?」
とさらにズバリ聞かれた。


そう言われて思わず、
「”変えたい”というよりは、経営者になるにあたって、”変えねばならない”ってもんだと思う」
と答えてしまった。


・・結局のところその辺が自分の本音だと思う。
したがって、僕にとってコミュニケーション力は、改善せねばならないものだが、コアにすべきものではない。


軽くへこんだが、その後に言ってくれた言葉で救われた。
「別に変えなくてもいいんじゃない?そういうのが得意な人と組むとか、いろいろ方法はあるし」


確かにその通り。
巷の成功哲学本とかを読んでいると、
「人はなりたいように生まれ変われる」
みたいなことが書いてあるが、それは嘘だと思う。


僕は「自分のあるべき姿」を見極め、それにしたがって夢中で進んでいくことが豊かな人生につながるのだと考えている。
誰しもが、「高いコミュニケーション力で人々を導くリーダー」になれるものではないだろうし、そうならなければ豊かな人生を送れないというものでもないだろう。
(行列ができる法律相談所の北村弁護士みたいな人もいるしね)


自分の持ち味を生かした方法で進んで行くのが良いと思う。
ま、その”自分”って何だってのが一番難しいのだが。。