MS対Googleの勝負はオンラインへ

先日マイクロソフトに行った元同僚と飲んだが、その際に興味深い話が聞けた。


何でも、
マイクロソフトはソフトウェアをパッケージで売る形態に将来性がないと考えている
・したがって、サービスのオンライン化にすごい勢いで注力している
とのこと。


具体的には、
・「Windows Live」にあらゆるサービスを集約し、オンラインで提供していく
・ニュースやメールはもちろん、MS Officeの機能もオンラインで提供していく
ということになるらしい。


グーグルが、
・あらゆるサービスを、オンラインで、無料で提供する
という戦略を取っていることに対する危機感なのだろう。


グーグルのサービスは今のところ相互につながっていないようだが、いずれは統合されていくのだろう。
ありうる筋書きとしては、
・G-Mailを大々的に展開していく
・ユーザーが使うあらゆるサービスは、G-Mailを核とする、各個人向けにカスタマイズされたポータルで提供される
という感じだろうか。


実際、僕の会社でも技術系の人を中心に、メインアドレスをG-Mailにしている人は急増している。
かなり便利らしいのだが、僕はまだほとんど使っていない。
(紹介していただいた方には申し訳ないが。。)


ポイントは、
・「ユーザーが皆、ブロードバンドで常時接続していることを前提とするサービス」が受け入れられる環境がついに整った
ということだと思う。



最近、
・「インターネットやってる?」
・「回線はブロードバンド?常時接続?」
といった会話は全く無くなった。


つまり、
・インターネットにつながっていて当たり前
・当然、ブロードバンドで常時接続
が常識になったということだ。


そんなことが大きな話題にならなくなった今だからこそ、ついにネットビジネス本番という気がする。
ネット活用によって世界がひっくりかえっていくのは実はこれからなのではないだろうか?


その波を逃さないように、最先端を追いかけ続けねば。