AppleTV買いました
オンラインレンタルビデオにあまり興味はないのだが、
- PC内の写真をTVで見られる
- PC内の音楽をTVで聴ける
という2点に惹かれてAppleTVを購入。
ツイッターとかでもえらい評判が良かったので、8800円なら話のタネにも良いし。
で、買ってみると、
と問題発生。
同期については、試行錯誤の結果、ウイルス対策ソフトが原因だった。
対応用のパッチが出ていたので、それをインストールして完了。
同期してみると、これはかなり使えそう。
ホームシアター用のスピーカーなんかが欲しくなるかも。
あと、最近写真をあまり現像しないのだが、テレビで見られるならそれも良しかも。
スライドショーもなかなかセンス良いし、好きな音楽をバックでかけると結婚式ビデオ風な感じになって楽しい。
で、やっぱりiPhoneをリモコンにしたくなったので、急遽光ポータブルを契約。
やっぱiPhoneリモコン良いわ。
この辺、やっぱりアップルはセンス良いよなあ。
ソニーはもう一歩だったなあ。
98年に就職活動したころ、出井さんがやろうとしていたビジョンを全部アップルに持ってかれてる感じ。
「ジョブズという天才がいるから」ってのはよく言われることだけど、それを言うと日本には盛田昭夫がいたわけで、何と言うか、こういうエッジの立ったイノベーションを起こせるのは青年期の企業なのかな、と最近思う。
企業のライフサイクルみたいなもんを感じるなあ。
中核スタッフの年齢構成が40半ばを超えるとそういうのは出にくい気がする。
あと、最近思うのは、「現代は戦略とかアイディアの時代ではない」ということ。
これだけ情報が行き渡った世界にいると、「革新的なアイディアで市場を席巻!」みたいなことはまずない。
良く「新技術が!」とかいうけど、結局のところ量産する時の発注先は世界的にほぼ共通なわけで、昔に比べるとキャッチアップされるスピードがものすごく速いため、新技術だけでは儲けきれない。
(ものすごく小さい会社で、製造を全て社内でやっていて、かつ他でマネのできない革新的技術をコアにしている企業、っていうことであれば別だが、そういうのでは大きくはなれないよな。「町のおいしいケーキ屋さん」的な企業が典型例)
で、何が勝負になるか、というと、
- どこまで徹底してやれるか
- どれだけスピードを高められるか
というところだと思う。
(もちろん、その結果、「戦略的な取り組みをしていた」ように見えることはある)
アップルの商品だって、10年前のソニーのヴィジョンとかに乗ってないものは本質的にはほとんどないんじゃないだろうか。
ただ、徹底していて、スピードも圧倒的に早い。
フェースブックだって、グリーだって革新的なアイディアだったかというと、2番煎じ、3番煎じだ。
でも、徹底していて、スピードも速いがゆえに結果を出している。
・・・というのを考えつつ、光ポータブルを買ってしまうと、iPadも欲しくなってしまった。
光ポータブル+現在持っているEMで、家庭内に加えて外でもアクセスできる環境ができてしまったんだよなあ。
物欲だけで、何がやりたいってのは全然ないんですが。
完全にAppleの戦略にはまってます。