国税とか検察をテーマにしたドラマが多いですが
今クールは国税とか検察をテーマにしたドラマが多い。
これだけ多いと、
ということを見越して、
「いや〜、国税ってのはズルして儲けている悪者をこらしめる機関なんです。庶民の皆さんのために日々戦ってるんですよ!」
みたいなイメージを植えつけたいのか、と勘ぐってしまう。
日本ではいつまでたっても、
- 儲けること=悪
- 経営者=強者=悪
- 労働者=弱者=守るべき!
みたいな価値観が強いので、そういう価値観の人には受けるのかもね。
- 「悪いことやって儲けている経営者からカネをぶんどる⇒庶民へ分配」ってのが国税の仕事です!
みたいなアピールはそういう人には効きそうだ。
・・ということで、テレビ好きの嫁には、「だまされるな!」と日々教育している。
・・と、考えて思ったけど、実際には官僚からTV局にそこまで提案しないんだろうな。
大方、
- 最近池上彰も流行ってるし、税金の話題多いよね!
- じゃあ、次のドラマは税金関係でどう?
- ま、お上に楯突くわけにはいかないから、税務署側が主人公だよね
- じゃあ、元不良の税務署員とかが人情で問題を解決する話なんかどう?
みたいなことで決まってんだろうな。
もしそうだとしたら、何か余計に情けないと思うが。
単にノリと無意味な”配慮”で似たようなテーマの似たようなドラマが量産されてく感じ。
せめて、「実は国家戦略でドラマのテーマが決まってます!」くらいの方が逆に面白い。
それはそれで北朝鮮みたいでアレですが。