アフリカの追加

アフリカ話の追加。

  • アフリカはいわゆる”アンダーテーブルビジネス(要は賄賂)”と言われたりするが、これに対する各国の対応の仕方に巧拙がある
  • 日本やヨーロッパはへたくそで、普通にまじめにビジネスをして「正面突破」をしてしまう。その結果、いろいろ問題が起こって訴訟になることも多い
  • うまいのはアメリカ。「直接関わっている企業は一切悪いことはしていません。法律でがんじがらめです!」というようなスキームを勝手にうまく作り上げてしまう
  • しかし、実態は、米国政府の息がかかった非公開会社(イラク戦争でおなじみのベクテル社とか。そりゃ、ブッシュ氏は儲かるわなあ)に莫大なお金を突っ込んで、そこから無数のコンサルティング会社、エンジニアリング会社を通して、ロビイスト等を使って各国政府や有力者にカネをばらまいていて、それによって暴動や訴訟を押さえている
  • やはり、中国の進出は著しい。しかし、中国企業のやり方はアフリカで反感を買っている
  • 中国以外の企業は、「企業が進出して、現地の人を雇用する」という形の進出なので、現地に雇用を生む
  • しかし、中国のデベロッパーは「中国人(しかも、囚人とかだったりする)を大量に連れて行って、現地人を雇わずに仕事をする」という形。だから、日本人とかが行っても、現地人に中国人扱いされてバカにされる


こういう話は本を読んでも腹に落ちなかったりするが、友人から直に聞くとリアルだ。
やっぱり生の情報に触れないとな。
ま、現地に行くのが一番なんだろうけど。