再生ファームは不況に強い

最近世の中が金融不況だが、こういう時にうちの会社のような業種は便利だ。


企業再生に特化したコンサル屋さんなので、不況で倒産が増えたらそれはそれで仕事が増えるのだ。
もちろん、普通のコンサルファームのような仕事も多いので、その分は減る。
でも、それと同じくらいに再生の依頼が来るので、結果的に好況でも不況でも対応できるのだ。


普通のコンサルティングファームだと、不況の打撃をもろに受ける。
というのは、不況で業績が下がり、余裕がなくなった時に真っ先に切られるコストの一つがコンサルフィーだからだ。
なにしろ、別にいなくても業務は普通に回るわけで。。


・・ということで、コンサル業界はこれからしばらく大変だろう。
前の不況の時は大リストラだったし、首が切られなくても、「昇進しても給料は据え置き」みたいなことが横行していた。
僕がいたファームでは、あまりに仕事が取れないから、新人に申し訳がなかったせいか、「一度もジョブにアサインされていないのに昇進。ただし、給料は据え置き。(だから辞めないでね)」みたいな冗談みたいなことが起きていた。


・・ということで、外資金融は当然として、外資コンサルファームもこれから1年くらいは大変だろうなあ。