解雇された者のプライドというか。。


JALを解雇されたパイロット達はなかなか往生際が悪くて理解に苦しむ。
沈みかけの船にもう一度戻ったところで良い事はないと思うが。

整理解雇の日航パイロットら、ILOに申立書 http://bit.ly/hcDhWZ


それより何より、プライドを感じない。
JALをクビになったら僕って無価値なんです!」ってアピールするに等しい行為だと思うのだが、プライドは痛まないのだろうか。


ちなみに、うちのファームは先月2名退職が決定。
2名というと少なく聞こえるかもしれないが、コンサルタントが20名ちょいだから、1割が退職するわけだ。
通年では5人くらい退職し、大体離職率は年2〜3割くらいだ。
つまり、3〜4年で社員が入れ替わる計算。
(正確に言うと、長く続く人はずっといるので、新しく入ってフィットしなかった人が50%くらいの確率で入れ替わっていくイメージ)


最近はちょっと多めではあるけど、コンサルファームだとまあ普通の水準。
で、”退職”と発表され、前向きなアナウンスがなされるが、基本的にはクビ切りだ。


ただし、あくまでフィットしなかっただけなので、能力を全否定されているわけではない。
「ここでは成長できない」「ここでは実績が出せない」「評価されてない」と感じたら、潔く去るのが普通だ。
そうなったら、さっさと次のステージに移って戦えば良い。
それが普通のビジネス感覚だと思う。


・・ま、3〜4年で社員が入れ替わるってのはこの手のファーム独特ではあるかもしれないが、「ここにいても仕方ない」と分かったら、さっさと次に移るというのが当たり前だと思う。
「あなたの居場所はありません」と宣言されて、割り増し退職金までもらっているんだから、潔く「ここには俺の居場所はもうないんだ」と納得して先に進まないと人生無駄にするわな。


そういう僕も今のファームでとりあえず3年生き残ったが、今後どうなるかは分からない。
次でもさらに上のステージで戦えるように、日々力をつけていかねばな。
そうしないと、「なりふり構わずしがみつかねばならない」状況にならないとも限らないし。