Globish

最近英語を何とかしようと時間の割り当てを英語よりにしているのだが、つくづく自分が世論に流されていることも同時に痛感したりもする。


・・とはいえ、やらないよりはやる方が当然良いわけで、それなら、マスメディアが作り出している「英語ができなきゃビジネスパーソンとして失格!」という波にあえて乗って、「そうか、やばいのか!」と自分を駆り立てる方がモチベーションがあがる。


で、以下の記事。

http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20100916n1.html


「今ひとつ社会的ステータスは高くないんだけど、業態上、海外とのやり取りが多い」というような企業にコンサルに行ったときに、「えっ!こんなおっちゃんが?」と思うような人が海外担当だったりする。
そういう人は、こういうと何だが、目を引くような学歴もないが、それでも英語でビジネスをしてきた実績がある。


そういう人の特徴は、

  • 発音は非常に格好悪い(絵に描いたようなカタカナ英語
  • それでも堂々としていて、相手にも通じている

というもの。


記事にある「Globish」ってのはそういうもんなんだろうな。


今、周りの同僚とか、一緒に仕事をする弁護士さん達は大体海外留学組(それも、世界トップ10くらいの立派な留学先ばかり)だが、実はそういう人でも、「本当に流暢な発音で英語を話す人」というのは結構まれだ。


大体がかなりカタカナ英語だ。
それも、留学から年月が経過するにしたがって、文法的にも怪しい英語だ。
単語を羅列して何とか通じている感じ。
ただし、リスニング力は落ちにくいらしく、聞き取りは出来ている様子。


これはMITを出ていようが、ハーバードを出ていようが同じような感じ。
強いて言うと、HBSの人はややましな気はする。やはりディベート式を生き抜いた人は違うのかも。
HBSの人はその辺を自慢する人が多い。
「HBSを生き抜くのは、試験で切り抜けられるほかのMBAをクリアするのとはわけが違う!」ってな感じで。


ま、ということで、留学のオプションが薄れた今となっては、Globishを身につけねばな、というお話でした。

  • 流暢じゃなくても良い
  • むしろそれがグローバルスタンダードだ

と思うと大分気が楽になるよな。